今日、はじめて顔を合わせた行天常務も、いけすかな(いけすな)かった。ばりっとした身形で、評判通りの切れ者という印象だったが、身元を隠すように、自身のことを否定しかけるあたり、腹がない男だった。
山崎豊子『沈まぬ太陽』
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