2008年8月30日土曜日

泣きっ面に蜂

 先日、実家に帰ってのんびりしていたら、隣家のお嫁さんが「お宅の植物が大きくなり過ぎて、うちの畦を通るのがたいへんなんです。なんとかしてください。」と苦情を言ってきた。確かにうちの両親は畑仕事に精を出す一方で、そっちは放ったらかし、ひどい状態になっていた。しぶしぶ刈り込み仕事をしていると、近くにハチの巣があったようで、3、4匹のハチに囲まれた。そして数秒後、なんと襲いかかってきた。「やばい」と思い、振り払いながら全速力で逃げたが、軍手の上から1匹に刺された。泣きっ面に蜂だが、それはともかく恐ろしい痛みだ。この激痛は1時間以上続き、丸1日は苦しまされた。久しぶりにハチに刺された。

2008年8月28日木曜日

二兎を追う者は一兎をも得ず

 一つめの論文の投稿どころか、草稿が書き上がってもいないのに、N君は次のプロジェクトに打ち込むよう言われているらしい。彼は博士課程最終学年。二兎を追う者は一兎をも得ずにならなければよいが。

2008年8月26日火曜日

揚げ足を取る

 イベントのお知らせで、日付と曜日が一致していなくて混乱させてしまうことがよくある。冗長な情報であるから曜日はなくてもいいような気もするが、やっぱりあればあったで便利であろう。たいていの場合、どっちが間違っているかは容易に察しがつく。研究室内でもよくあることであり、T君がセミナーの案内でこれをやってしまうと、すかさずNicolasが"I am sorry I missed today's seminar."と皮肉を返した。僕も別の間違いを見つけたので、揚げ足を取ってやった。

2008年8月18日月曜日

金切り声

まあ、stylishかどうかわからないけど、この間初めて「金切り声」(かなきりごえ)と言う言葉を聞いたらおもしろい言葉だと思った。

オランダ語でも似たな言葉があるが、"door merg en been snijdende kreet"、日本語で言うと「骨髄切り声」という風な意味だ。

やはり全然違う言葉でも似たような表現が多い。

2008年8月12日火曜日

尻に火がつく

 カナダで永住権と市民権を取得し、さらに現地人と結婚までしてしまい、せっかくの医師免許を活用できない友人がいるのだが、漢方医になるべく、学校にも通い、毎日勉学に励んでいるらしい。先日、僕が飼っていたカマキリの孵化のビデオを見せてあげたら、カマキリの卵鞘は夜尿症などに効く重要な漢方薬の一つらしく、その泌尿器科医の彼女からこんなメッセージが届いた。「水曜日の試験までに270の生薬の作用を暗記しなくてはなりません。ということで、私は今お尻に火がついています。」

2008年8月11日月曜日

鬼の居ぬ間に洗濯

 来週は研究室の多くのメンバーが軽井沢に行く。それはそれで楽しいことなのだが、困ったことにセミナーで発表するいい話題がない。留守番となるM君にとっては、鬼の居ぬ間に洗濯である。息抜きしながら、気楽に研究に打ち込んでもらいたい。

2008年8月8日金曜日

後の祭り

 第37回ビアパーティー。ちょうど僕が生まれた年に始まったのか。それはともかく、恒例のクイズ大会では北京オリンピックにちなんだ問題が出ると予想され、袁さんがチームに加わることに。しかし残念ながら、予選敗退。そして決勝の1問目が北京オリンピックのマスコット関連の出題。当然、袁さんは正解を知っていたが、N教授曰く、後の祭り

2008年8月7日木曜日

馬の耳に念仏

 休んだり、遅刻したりする時は、ちゃんと指導教官である先生に、メールでも何でもいいから連絡するようにとあれだけLisさんに説教してやったのに、馬の耳に念仏だったようだ。そう、本人にも言ってやったら、「馬じゃない」と返されたので、意味を解したのだろう。馬じゃなくて人なら、もっと将来のことも考えて行動してもらいたい。

2008年8月6日水曜日

雀の涙

 日本の金利はどうしてこうも低いのだろう。仮に100万円を数年預けたとしても、税金が引かれて手に入る利息は雀の涙だ。最近、外貨預金がはやる理由が分からなくもないが、為替手数料が馬鹿にならない。外貨預金とはいい商売だ。

2008年8月4日月曜日

来年のことを言うと鬼が笑う

 7月下旬から8月上旬にかけて、区が小中学校のプールを無料開放していたため、この2週間はただで泳ぐことができた。きのうの日曜日が最終日で、「来年もぜひいらしてください」と指導員の方に言われ、ああもうおしまいかと残念に思った。来年のことを言うと鬼が笑うと言うが、ぜひこれからも、プール開放を続けて行ってもらいたい。

2008年8月2日土曜日

果報は寝て待て

 実はカナダで手をつけておきながら、論文の出版に至っていない仕事が未だ2つある。そのうちの1つは、もうずっと前に書き終えて、向こうのボスに最終チェックをしてくれるよう、お願いしてあったのだが、ずっと放っておかれ、1ヶ月ほど前に催促の電話を入れて、ようやく投稿に至った。それからさらに待つこと20日以上、査読に回すという編集委員の決定が出た。これからどうなるのか、まだまだわからないが、果報は寝て待てと言われているように、あまり気にせずに気長に待つよりほかない。今の研究も早くまとまるように頑張らねばならないし。