2016年11月4日金曜日

付け焼刃

Twitterでみました:

その通りで、そろそろ危機が表面化し出します。繰り返しますが多くの機関で雇用期間の延長の原則不可は本学を含め雇用規則に明文化しています。一部職種の10年への雇用期間延長も付け焼刃にしかすぎません。折角育てた優秀な若手が、海外に根こそぎ移籍してしまわないかと現場は大変心配しています。
「つけやきば」

一見切れそうに見えるが、実際は切れない刀を意味する表現。

この文脈では、雇用期間延長が一見良い対策かのように見えるが、実は本来の問題にはあまり触れていない という意味。(かな?)

2016年10月4日火曜日

立つ鳥跡を濁さず - 後は野となれ山となれ

次のポジションに移る前に、雇っているプログラマーはどうするか、共同研究の論文をどうするか、責任をもってちゃんとプランを考えないと。立つ鳥跡を濁さず(たつとりあとをにごさず)。

一方、某先生は、後は野となれ山となれ(あとはのとなれやまとなれ)とばかりに、どうしてもできるだけ早く出て行きたがっているらしい。彼の学生はどうなるか、心配です。

2016年9月8日木曜日

換骨奪胎

ついで吉田光由は、中国からの『算法統宗』を母方の親戚である角倉了以やその長男角倉素庵の指導の下でよく消化し、これを換骨奪胎して『塵劫記』を著した。
-- 藤原正彦『天才の栄光と挫折』