2026年2月24日火曜日

ご多分にもれず

佃製作所には、小型エンジン関連の営業第一部と、それ以外の営業第二部という二つの営業部があり、ご多分にもれず(ごたぶんにもれず)、双方で張り合うライバル関係にある。

池井戸潤『下町ロケット ガウディ計画』

2026年1月18日日曜日

投宿

友人・知人の家に投宿(とうしゅく)していたのだが、そのなかでいちばん気楽にのんびりさせてもらっていたのが、ロンドンの西方イーリングにある民宿「M&K」。

彬子女王『赤と青のガウン』

2026年1月17日土曜日

垂涎

その彼と二人きりで作品について語ることができるこの時間は、日本美術研究者にとっては垂涎(すいぜん)の贅沢なひとときなのである。

彬子女王『赤と青のガウン』

2025年10月20日月曜日

軽佻浮薄

自分は時代遅れであると卑下しておられるようでもあるし、自分は流行に左右されるような軽佻浮薄(けいちょうふはく)な人種ではないと主張しておられるようでもある。

小方厚『音律と音階の科学』

2025年9月26日金曜日

天の配剤

しかし天の配剤(てんのはいざい)は妙である。あるいは人の配剤もまた妙というべきか。

科学朝日『ノーベル賞の光と陰』

2025年9月20日土曜日

鳴かず飛ばず

鳴かず飛ばず(なかずとばず)の大学教授で終わるより、有名になった自分を想像したほうが楽しいに決まっている」と博士号取得後の若きワトソンは、構造のわかっていなかったDNAの正体を解明し、あわよくばノーベル賞を、とねらうのである。

科学朝日『ノーベル賞の光と陰』

2025年9月19日金曜日

錦上花を添える

コッホがこの理由による受賞を恥じたとは思えないが、彼としては、ジフテリアにくらべて人類にとってはるかに重大な疾患、結核の予防・治療法の発見により受賞し、自らの名声に錦上花をそえる(きんじょうはなを添える)ことが本望であったろう。

科学朝日『ノーベル賞の光と陰』