2026年5月5日火曜日

百年目

然し鼠なら君に睨まれては百年目(ひゃくねんめ)だろう。

夏目漱石『吾輩は猫である』

2026年4月21日火曜日

胡乱

胡乱(うろん)げな眼差しで根本を見据える。

楡周平『限界国家』

2026年4月11日土曜日

呵々

峰岸は、そう言い放つと、愉快そうにだって呵々(かか)と笑い声を上げた。

楡周平『限界国家』

2026年4月10日金曜日

巷間よく

巷間よく(こうかんよく)、今現在は一人の高齢者を二人の現役世代で支えているけど、早晩一人で支える時代になると言われていますが、私はそれすらも甘い見立てだと思っていましてね。

楡周平『限界国家』

2026年4月9日木曜日

同じ穴の狢

それもありますが、厚労省だって同じ穴の狢(おなじあなのむじな)だからですよ。

楡周平『限界国家』

2026年3月28日土曜日

芋洗い状態

七夕っていやあ仙台だけど、あれと似たような飾りが商店街のメインストリートを埋め尽くしてさ。それこそ、立錐の余地もない、芋洗い状態(いもあらいじょうたい)ってやつだったんだ。

楡周平『限界国家』

2026年3月24日火曜日

無事これ名馬

役所は前例主義ですからね。少子化対策なんて、これまでやったことないんですし、無事これ名馬(ぶじこれめいば)ですからね。下手に大胆な策を打ち出したはいいけど、失敗したら出世できなくなっちゃんうんですもん。

楡周平『限界国家』