2026年7月11日土曜日

諄諄

米沢藩の実態をふまえて、こんどの治憲の方針がいかに無謀であるかを諄諄(じゅんじゅん)と説いているのであった。

童門冬二『全一冊 小説 上杉鷹山』

2026年7月8日水曜日

洗いざらい

いいわよ、話したいことあるんなら洗いざらい(あらいざらい)話しちゃいなさいよ。聞いてあげるから。

村上春樹『ノルウェイの森』

2026年7月7日火曜日

睥睨

例によって鴉が屋根の上に止まってあたりを睥睨(へいげい)しているだけだった。

村上春樹『ノルウェイの森』

2026年6月28日日曜日

反吐

店の斜め向かい側の路地では酒を飲みすぎた学生が反吐(へど)を吐いていた。

村上春樹『ノルウェイの森』

2026年6月17日水曜日

科白

もしあなたが自叙伝書くことになったらその時はその科白(せりふ)使えるわよ。

村上春樹『ノルウェイの森』

2026年5月5日火曜日

百年目

然し鼠なら君に睨まれては百年目(ひゃくねんめ)だろう。

夏目漱石『吾輩は猫である』

2026年4月21日火曜日

胡乱

胡乱(うろん)げな眼差しで根本を見据える。

楡周平『限界国家』