2023年2月20日月曜日

掠奪

戦争の実相に慄然とした船岡勢も、はじめのうちこそかような行為をする敵兵を憎んだが、そのうちにはなんとも思わなくなり、自分達もまた進んで掠奪(りゃくだつ)をし、放火をし、次第に相貌まで変えて荒ませていった。

大池唯雄『秋田口の兄弟』

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