2023年4月30日日曜日

垂涎の的

日本人は動物園へ家族連れでよく行きますので、ケニアのような野生動物の宝庫は、垂涎の的(すいぜんのまと)です。

山崎豊子『沈まぬ太陽

2023年4月7日金曜日

能書

短冊や、消息、自ら書写した法華経をみるに、能書(のうしょ)である。

森鷗外『椙原品

2023年4月5日水曜日

寓居

だがかれの写真だけは今でも北京のわが寓居(ぐうきょ)の東の壁に、机のむかいに掛けてある。

魯迅『藤野先生

2023年4月2日日曜日

豺狼

今より後は、早くも父を失った自分が、若年ながら伊達の当主として奥州の一角に独立し、弱肉強食の戦国の世の豺狼(さいろう)の群れの監視の中に家門の旗を守らなければならない。

大池唯雄『兜首

2023年3月31日金曜日

追い縋る

政宗は、追い縋っ(おいすがっ)た。

大池唯雄『兜首

2023年3月30日木曜日

扈従

庭に下り立って輝宗は客を送って進み、上野、成実の両名がその後に扈従(こじゅう)した。

大池唯雄『兜首

2023年3月27日月曜日

股肱

同じく一方の大将として塩松攻略に力を協せていたのだが、政宗にとっては無二の股肱(ここう)であった。

大池唯雄『兜首