2022年9月11日日曜日

無謬

死せる独裁者に敗北の責任を押しつけ、自らの無謬(むびゅう)性を守ろうとしたのである。

大木毅『独ソ戦』

2022年6月18日土曜日

勇躍

その夕方勇躍(ゆうやく)彼女の家に着くと、あたりはもう暗くなっているのに玄関の明かりはついていなかった。

R. P. ファインマン (大貫昌子訳)『困ります、ファインマンさん』

2022年5月22日日曜日

再読三読

上下二巻、合計千数百ページという、ぶ厚いものである。再読三読し、おおよそのことはわかった。

星新一『明治の人物誌』

2022年5月8日日曜日

梁山泊

しかし、実体は梁山泊(りょうざんぱく)で、ぴんからきりまで、わけのわからぬ連中が出入りしていた。

星新一『明治の人物誌』

2022年5月5日木曜日

花柳界

そして、象二郎が八ヶ月の外遊をおえて帰国すると、猛太郎は以前のごとく、新橋、柳橋の花柳界(かりゅうかい)で、酒よ芸者よと遊びに浸っている。

星新一『明治の人物誌』

2022年5月4日水曜日

三百代言

上海事変に関する当局の声明は、三百代言(さんびゃくだいげん)的と言うほかはない。

星新一『明治の人物誌』

2022年5月3日火曜日

才子

これによって彼の性格から才子(さいし)的な面が消え、悩みからは解放され、希望を持てるようになったのである。

星新一『明治の人物誌』