だが事故調が独立機関とはいえ、存立の基礎が運輸省にある日本の実情では、委員長が、運輸大臣に建議を行うことは行政絡みから微妙であり、一つ間違えば日米間の大きな問題にも発展しかねないだけに、米国側と良好な関係を保ちたい運輸省としては、頰かむり(ほおかむり)しておきたい心中がみえみえであった。
山崎豊子『沈まぬ太陽』
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