2022年3月6日日曜日

忸怩

東京の妻への手紙を書くためだったが、なかなか文言が出て来ない、長年にわたって音信を断ち、由里子が現在、どうしているか解らない自分の無責任さに忸怩(じくじ)とするばかりだった。

山崎豊子『運命の人』

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