2008年12月26日金曜日

孫引き

 今年はじめMol. Biol. Evol.誌に掲載された僕の研究論文が、最近出たNat. Rev. Genet.誌のレビューに紹介された。著者は新規遺伝子がどうやって分子進化の過程でできてくるかを調べているシカゴ大学のLong博士で、僕の以前の研究をFaculty of 1000 Biologyに推薦してくれた人物でもある。たいへん嬉しいことではあるが、たいていの研究者は孫引きするので、著名なレビュー誌に僕のアイデアが掲載されてしまっては、原著論文の方が引用されなくなってしまう。いろいろな問題が指摘されているものの、やはり現在でも論文の引用数をもって客観的な研究成果の評価をしようという考えが未だに根強いので、まったくもって迷惑な話である。

3 件のコメント:

NorthernPika さんのコメント...

今日の日本語はハイレベルです。特に、自然科学系の研究者の多くは「孫引き」という言葉の意味を正確に理解していないようなので、あやふやな人は辞書で意味を調べて、正しく使うように心がけてください。

Alex さんのコメント...
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Alex さんのコメント...

「まごびき」
"citation at second remove; second hand citation"